人数差について -テスト-
思考実験であり、結論はありません。
スプラトゥーンで最重要とも言える要素が「人数有利」。
人数差に関しては、FPS界隈でよく引き合いに出されるランチェスターの法則なんて言う普通に生活していれば一生聞くことがないような法則がありまして、厳密にはその二次法則らしいのですが、
それは大雑把に言うと「部隊の戦力は人数の2乗で表現できる」といった内容。
つまり、3vs4の戦いは「1人の差」ではなく、戦力で比較すると9vs16となり「戦力7の差」があるということです。
こう考えると、たった4人で戦うスプラトゥーンにおける1デスの重みがよく分かると思います。
ちなみに2vs3だと「戦力5の差」なので3vs4よりいくらかマシですね。
ちなみにFPSの解説では戦力比を基準にして紹介されることが多く、その場合はこうなります。
3vs4の場合、3人側は1人で1.3人分の仕事をして初めて対等
2vs3の場合、2人側は1人で1.5人分の仕事をして初めて対等
だから2vs3の方が厳しい戦況と言えますね。
……あれ?
ん~結果が異なるのですがどっちの解釈が正しいのでしょうか。
そもそも何か誤解しているかも。
(同じレベル帯のブキ統一プラベで3vs4と2vs3を50試合くらいずつ回してくれれば結果が出そうですがどうでしょう。)
いずれにしても1人で戦うというのは、相手が2人だろうが3人だろうが分が悪いのでよほど耐久に自信がなければ即退散な状況です。
スプラにおいて人数不利が弱いという場合、ほとんどキルデスに関わる射線の少なさ、カバーの有無を指しているように思います。
ここで、ランチェスターの法則を別の視点で。
それは、部隊は分割しない方がいいということ。
4人全員が一丸となって戦う場合、戦力は16。
3人の主力部隊と1人の遊撃という編成を取った場合、戦力は9+1=10。
2人の小隊を1組組んだ場合、戦力は4+4=8
3-1の陣形と2-2の陣形では、3-1の方が戦力が上なのでモンガラは3-1の方がいいかもしれませんね。
ちなみに、ここまで読んでまだランチェスターの法則に懐疑的な方、あなたの直観は正しいです。(はぁ?)
実際のプレイではステージ構造的に4人がまともに陣形を組めるようになっていないのでこうはならないし、
そもそもイカちゃんたちは死んでも復活してくるんですよね。それも無限に。
だから3-1の"1"側がゾンビを積んで無限に2人の相手をして、3vs2側が人数差で圧倒するみたいな戦略も成立しちゃう訳です。
とは言え、人数不利はやっぱり不利だということは事実。
人数不利だと、総体力も、射線の数もそうですが、最もプレイヤースキルで覆せないのが総インク量の違いです。
例えば、バケソのクイボピッチャーって強いですよね。
そりゃあれだけ連投されれば削りダメージだけでも死んでしまいます。
これは通常1人でできることではありません。
しかし極端な話、プレイヤー4人が一斉に一か所にクイボを投げれば、1人を確殺できるはずじゃないですか?
総インク量は与えるダメージの最大量も、塗れるマップの面積にも関わってくる重量な要素。
だからインクを瞬時に回復できるアーマーが強いんでしょうね。
人数差が大事なのはわかった。
問題はどうやって人数有利にもっていくかだ。