ブキトップに学べ
10月の月間アサリTOP10にスパイガジェットがいました。
「フグ、」というプレイヤーを早速調べたところ、スパイガジェット使いとして有名な方でYoutubeに多数動画をあげてらっしゃいます。
ちなみに、本体の30秒動画を編集して1本の動画にしているようで、プレイ環境は決して万全ではなさそうです。
そんな環境、プラス対抗戦では持つだけで煽り認定されてしまうようなスパイガジェットというブキをもって、エリア最高28以上、月間TOP10は紛れもなく偉業でしょう。
その立ち回りですが、驚くべきことに最前線でリスキルのような動きをしてキルを重ねて味方をキャリーする、典型的なキルエースでした。
弱ブキと言われつつも塗りの強さには元々定評があったので塗り運用をしているものと想像していましたが、塗り枠ではスペシャルの差でわかばに勝てないのかも。
そのキル方法ですが、サブのトラップを最大限に活用して確定数を減らすことを重視しているように見えました。
当然のように単純な1対1対面はほとんど全勝です。(傘があるとはいえ強い)
またスーパーチャクチも遠爆風の活用か段差からの急襲(とバブル消し)がほとんどだったので、対面中の苦し紛れチャクチからの着地狩りというシーンも少なく、150Pのスペシャルをしっかり活用できればそりゃ強いなと。(味方スパジャンチャクチはほとんどありませんでした)
フグ、氏の動画はスプラ2の動画で一番感動したかもしれません。
それくらいブキ性能を最大限に活かした立ち回りは洗練されていました。
これはもう明日からスパイガジェットを持つしかないのでは、スパイガジェットをもてば自分でもXP25あっさりいけちゃうのでは、と思わされるくらいに敵を圧倒しています。
この感覚はちょこぺろ氏、れんたな氏に通じるものがあり、ブキトップ勢のブキ性能を最大限に活かす立ち回りの上手さを感じます。
端的に言うとブキの強みを最大限に活かして、逆に強み以外の部分を晒さないという感じ。
ちょこぺろ氏の場合L3フェス動画で段差下への攻撃にカーリングの溜め投げを多用するなど、他の上位プレイヤーにもあまり見られない動きが多いです。(主にサブの活用)
(まあ、最終的な強さは人間性能の高さに依存する対面力なんですけどね!!)
ここで、自分のプレイを振り返って大事だと思ったことは、サブスペの活用です。
ブキごとにセットされたサブスペを、イカ研の意図を汲んで最大限に活用してこそ、”ブキの強み”を発揮できるのでは。
サブが死んでる、スペシャルが死んでる、サブスペが〇〇だったらと言われるブキは少なくありません。
逆にサブ性能ガン積みでキューバンや炭酸を投げるだけという立ち回り、スペ増ガン積みでミサイルマンという立ち回りも一定の支持層がいます。
強力な1要素を活かすため他の要素を縛ってでもあるブキを持つという選択肢もありますが、イカ研の想定したサブスペ活用法を模索し、最大限活用することでブキの新たな価値がみつかるかも。