味方の位置を確認したら何をすべきか
4vs4のチーム戦で戦うスプラトゥーンにおいて、味方の存在は大きい。
そんなことにX帯中央値を超えてようやく気が付きました。(エリアだとXP2200くらいが中央値らしいです)
単騎で無双するタイプのプレイヤーはともかく、私のような凡庸なプレイヤーは味方と協力して個人の実力以上の戦果を発揮することが必要になってきます。
その中で良く言われていることが「味方の位置を確認する」ということ。
味方の位置は敵の位置と同じくらいの情報量がありながら、なんとプレイヤーネームが透ける仕様のおかげで潜伏していようが壁の裏にいようが目視で位置確認ができるのです!(MAPでもできるよ)
敵位置の把握が重要なのはなんとなく分かりますよね。
敵の位置が分からないと潜伏に狩られたりするし、逆に敵の位置が分かれば味方のカバーに向かえたり射程差をみて進行ルートを変えたりできます。
では味方の位置を把握して、その後に何を考えてどう動けばいいのか。
これが具体的に解説されているのはあまり見たことがありません。
先日のプレイ中に閃いた程度なので完成度は低いですが、味方の位置別やるべき行動についてまとめます。
想定してるのは均衡~抑えに入るくらいのターンです。
打開の時は自インクが少なく、必然的に味方が近くにいるのであまり言及しません。
1.味方が交戦中(前線~自陣)
原則ノータイムでカバーに入ること。
既に敵2体以上に囲まれていたりして自分も共倒れになることが明らかな場合にはお祈りします。
瞬時にどちらか判断できるように心の準備をしておきましょう。
カバーに入ったのに味方も自分もデスしてしまったという場合は、恐らく3.のケースに近い状況です。
自陣抜けのカバーについては状況により無視していい場面もあると思いますが、基本的にはカバーに行った方がよいです。
一時的に前線を下げることになるかもしれませんが、抜けた敵を処理することで人数有利を作り改めて前線上げにチャレンジ、という動きが一番堅実なように思います。
また裏抜けのターゲットとなる味方後衛を守る意味合いもあります。
ちなみに前線から離れて敵陣深くで孤立している味方には無双してもらうように期待だけしておきます。
味方からも前線からもかけ離れた位置でのキルに大きな意味はありません。どうせそいつもデスするし。
連キルするとありがちな「味方も前にこいよー!」ですが、あなたが味方を待つべきだしあなたが味方に寄りそうべきなのです。
2.味方が前線付近
・味方が塗ってる場合⇒味方へのヘイトを利用してキルを狙う敵を返り討ちにしましょう。
・味方が潜伏している場合⇒味方がスニーキングできる塗りを作ってあげたり、射程端で塗り広げや牽制を行ってヘイトを買う。
この辺り、りおら氏のYoutube解説で本当に毎回のように言及されています。
味方が大事だという事実の具体的な理由は「射線が増えること」と「ヘイトが分散すること」だと思います。
3.味方が近くにいない(後方にいる)
潜伏しながら味方が前に出てくるのを待ちましょう
私はこれが一番苦手。
どうしても塗り広げたり、意図のない惰性ボム投げを始めたりしがち。
2.の状態になるまで潜伏です。
なぜ塗り広げをしない方がいいのかというと単純に位置バレを避けるためです。
体感ですが5秒ほど潜伏して敵の視線を外せれば位置の把握精度がガクっと落ちます。
たった5秒で、です。
相手が全落ちしていない限り、人数有利であろうと1人で前線を上げることはリスキー。
前線を上げる途中に潜伏からキルされてしまうと、折角の人数有利が消え出鼻をくじかれてしまいます。
必ず味方を待って、人数有利の布陣を形成してから前線を上げましょう。
前線を駆け付けた味方の飛沫をみて敵が体を晒してくれたら万々歳で、潜伏からキルし更に前線を上げていきましょう。
4.味方が近くにいない(前方にいる)
さっさと前線に上がらんかい!!後ろでちんたらやってんじゃねー!!
の一言で済ませてもいいような気はしますが、実は味方が既に前線を上げているのになんとなく自陣の塗り固めをしてから進んだり、なんとなくクリアリングしてみたりしたことってありませんか?
私はしょっちゅうやってます。
これ、無駄です。
なぜかと言うと前線が上がっている状態でオブジェクトに関与できない潜伏を続ける敵プレイヤーは結局不利状況を放置しているので無視してよいからです。
それよりも前線に早く駆け付けて2.の状態に持ち込むことが重要。
自分が後ろでちんたらやってる間に味方は(きっと)死にます。
前線に駆けつけずにクリアリングすべきシーンは限定的です。
・自分が後衛ブキの場合⇒敵が潜伏狙うターゲットは後衛です。自分が後衛ブキを持っている場合は、直近のデス状況から潜伏の有無を判断しましょう。3落ちしてるのにローラーが光ってたりしたらダウトです。
・デス後のMAP確認などで敵の潜伏がほぼ確実な場合⇒潜伏はバレていないから強いのであって場所が分かればカモです。後ろから挟み撃ちにされるのは嫌なので処理しておきましょう。(大方リスジャンされます)
また、「味方が自分よりも前にいる」という事実は「味方がクリアリング済みで前に出た結果」と考えることもできます。
だから、前線の後方でクリアリングや塗り固めをする行為は味方に前線維持を強いる悪手となるのです。
スプラであるあるなのが1-2キルとって良い気になって前線を上げようとしたところ、潜伏なり復帰の敵に狩られて結局前線を上げられないという3.のケース。
一呼吸おいて敵の位置と味方の位置をそれぞれ確認できると、均衡状態を自分の攻撃ターンに変えられるようになると思います。