第48回エリア杯+感想
感想:みみっきゅ最強!!、あいすめのマルチ力すげえええええ!黒ZAP多過ぎ!
🔶予選突破チームブキ編成リスト
— #48 エリア杯+ 次回は6/6(日) (@zone_plus_) 2021年5月23日
・4チーム以上使用
・本戦参加全16チーム
#48 エリア杯+(54)
🏆フラペチーノ
もっちー/ばくもん/みみっきゅ/くうはく
🥈がぶがぶ
ふみとし/あいすめ/クリックス/なえごら
📖対戦表https://t.co/bwhoFWgri3
実況🎤水上 解説🎤ルオカ団長
📺https://t.co/7S3BtckXzx pic.twitter.com/YnOID53cU3
先週末第48回エリア杯+が開催されました。
決勝進出の編成は上記リンクの通りです。
リッター(チャー後衛)+黒ZAP+前衛+中衛の編成がとても多く、黒ZAP2枚も珍しくないということで、黒ZAPのブキパワーの高さが証明されたような大会でした。
アーマー枠にわかばやH3Dという旧環境の名残ある編成もありましたが、一方でミサイルがめっきり数を減らしています。
後衛枠をリッターがほぼ独占しているのは、単純に射程から後衛勝負の分が悪いこととジェッカス、バレルをもっても2枚のアーマーでメタられるという部分が大きそう。
その中で、準優勝となったチームがぶがぶの編成(スピナー、筆@2枚)とあいすめの持ち替えは気付いたら応援していたという人も多かったのでは。
こちらは後半で詳しく。
<基本編成>
基本編成は上述の通り、リッター+黒ZAP+@2という編成という様相の大会でした。
リッター+黒ZAP2枚+ラピベは準決勝で準ミラー対決が起こるほど、完成度の高い編成だったと思います。
役割としては以下の通り。
・後衛リッター(今大会は後衛対決を制したみみっきゅの優勝と言っても過言ではない)
相手後衛をメタりながらとにかくキル。加えて雨による打開、防衛の補助。
解説のるおか団長も言及していましたが、優勝のみみっきゅは通常の後衛ポジより1ライン前で戦うことで、盤面の要所にまで射程圧を発揮していました。
打開で前に出ることで相手をエリア端まで下げ、手前処理のターンから一気に前線を中央まで押し返しメインのキルで人数有利、スペシャルで打開完了と理想的な試合展開のきっかけを作っています。
また、抑えで前に出ることで相手はスペシャルを溜めづらくなりカウントをしっかり進める要因にもなっていました。
・前線2枚
黒ZAP2枚編成が印象的でしたが、実際には黒ZAP+シマネや黒ZAP+52ベというケースも。
この3枚の短射程シューターはそれぞれが微妙なメタ関係にあり、まず射程では.52ベ=黒ZAP>シマネですが、実際にはブレのおかげでジャンプ撃ちの使い勝手が異なり似たような実行射程。
キル速度は.52>疑似シマネ>黒ZAPですが、黒ZAPのキューバンアーマー、シマネのクイコンを考慮するとこれも似たり寄ったり。
スペシャルもボムピをナイスダマで消せますが、浮いている間に塗れないという溜め時間を考えると、キューバンアーマーキューバンも含めてこれも互角。
結局明確な優劣もメタ関係もなく、プレイヤーごとの使いやすさだったり、チームの戦略方針による使い分けになったのかなと思います。
役割が個の対面に寄った.52ベは黒ZAPとの相性がやや悪く、対面せずに塗りとスペシャルを回す方向でならば差別化できるシマネの方がやや多かった気がします。
後衛のスペシャリスト、ピクモンのるすが味方チャーに合わせて黒ZAPを持っていましたが3000達成者だけあって何の遜色もないというか普通にめちゃめちゃ強かったですね。
・中衛
ラピベが多かったのですが、それ以外に偏りはみられませんでした。
強いて言うならば、中射程で削りダメージを範囲的に発生させるブキが好まれたかなと思います。
具体的にはラピ、洗濯機あたり。
これもリッター+黒ZAP環境のおかげで、ダイナモやH3、エクスあたりの隙が大きい中衛はリッターや高軌道で詰めてくるアーマーZAPにメタられ、スクイクやロングのような確1中衛はアーマーでメタられ、という形で淘汰されていたような気がします。
隙の大きなブキの分が悪く、またアーマーを剥がすという必須行動に対する回答が中射程範囲攻撃だったのかなと思います。
今大会は各チームの編成が似ていたおかげで単純なプレイヤーの実力と上振れで結果が左右されたかなという感じです。
<準優勝がぶがぶについて>
上記のような編成が流行った今大会ですが、準優勝のがぶがぶは他チームと一線を画す編成で戦いました。
後衛にスピナー(バレリミやクゲヒュー)を入れ、(やむを得ずという感じではあると思いますが)塗りを重視した立ち回りを要求。
またアーマー枠にも黒ZAPに代わりパーマネントパブロを採用。パブロはナイスダマメタ(浮遊中にキル)としても機能していました。
そしてキル圧の不足を補うためか@1には.52ベという編成でした。
基本構成はスピナー+パブロ+シューター+@1という様相で、後衛メタを半ば放棄して塗り合いを意識したような試合もありましたが、何にせよ@1に収まるあいすめのブキの持ち替え幅が異彩を放っていました。
コンブトラックではヴァリアブルローラー、Bバスでキャンプ、ガンガゼで白傘とヴァリフォイ、デボンでL3D、エンガワでスパイソレーラとステージと相手編成に合わせてブキを持ち替え、そのすべてで存在感を示すという活躍をみせました。
エリア杯本戦という最もレベルの高い大会でこのような偉業を果たしたプレイヤーは極わずかでしょう。
<カラマリについて>
さいごに、プロ固定チームで出場した吉本ゲーミングカラマリについて。
個人的にあとばるが好きで戦績はチェックしてるけど、今大会では西澤が死に過ぎだった。
いつみてもイカメーターでモノクロになってる。
ぴょんとかいう最高峰の後衛を擁しながら不甲斐ない試合を続けているの、本当にもったいない。
くろすがゆゆしとのラピベマッチアップ頑張ってたのになあ。
賞金あり大会がほとんど存在しないスプラのプロというとても微妙な立ち位置だから、ストリーマー寄りの活動になって人気さえあればOKみたいな感じかもしれないけど残念。
実際26-27レベルの対抗戦でいい勝負しちゃってるみたいだし。
何度もこのブログでも書いているけれど前衛が強ければすべて丸く収まると思う。
あとばる中衛、くろす中衛、西澤後ろより前衛(中衛)、ぴょん前寄り後衛(中衛)みたいな現状。
そんなこと百も承知なはずだけど、甲子園もないしそんなにガチで勝ちに拘ってないのかもなあ。