味方に求める立ち回りとは (編成の役割に固執すべきではない)
発売から3年が経ち、ゲーム寿命的には既に下火となっているはずのスプラトゥーン2ですが、多数の有志のおかげでいまもなお新しいギア構成や立ち回り、編成案が生まれ続けています。
特にこの時期にTwitterやYoutubeから立ち回りに関する考えを発信している方は3発売時に再評価されてほしいなと個人的に思います。
そんな中で度々TLでみかけるのが「味方に求める立ち回りは?」といったアンケート。
何の意味もないアンケートだと思うのですが、周期的に似たようなツイートが回ってきます。
大抵「キル」「塗り」「ルール関与」「その他」みたいな4択なのですが、皆さんはどう思われますか?
私からすればある意味全部ですけど、1つを選ぶのであれば断然キルですね。
ぜひ味方にきたプレイヤーには単騎リスキルでしてもらいたいです!
まじでお願いします!!!
……他力本願と言えばそうですが、やっぱり一番試合に与える影響が大きいのがキルだと思うので、それを誰かが遂行してくれるというのは魅力的だと思います。
じゃあキルが最も大事かと言うと、(まあほぼほぼそうなんですけど)実際にはクアッドや長射程を除くと塗りがなければメインを当てられる位置に立つこともままならず。
だから塗りも大事ですね。
あれ、さっきはキルと言っていたじゃないか!?
ここで問題があって、回答者である「自分」のできること、できないことが人によって様々ということ。
例えば私の場合、自分に足りないキルを味方に担ってもらいたいし、ロラブラ使いなんかは塗りが欲しいでしょう。
後衛使いなら中央でヘイトを買って生存してくれる味方がいいのかな。
ですから、この手の質問は個人の立ち回り感や理想の問題ではなく、単純に編成の問題だと認識されるべきだと思っています。
「チーム単位で成すべきことを成す」これがスプラトゥーンの実態。
初期ステップとしては誰かが塗って誰かがキルすればいい、誰かがヘイトを買って誰かがルール関与すればいい。
この時、尖った性能のブキが増えて役割が重なると大抵試合は苦しいものとなります。
簡単に言えばチャー2とかハイドラ2はきついですよね。
あれはキルに特化していて塗りもヘイト買いもできないブキが、更に立ち位置まで被せているから厳しいのです。
立ち位置が被ることで塗り広げできるエリアが単純に1人分減るし射線も減る。
だからそこそこ塗れてそこそこキルとれて機動力があるからどこにでも柔軟にポジションを作れるシューター種はガチマッチで編成事故を起こしにくく人気があるんだと思います。
シューター4枚は別に問題ないけれど、ローラー4とかチャージャー4なんて目も当てられないでしょう。
そういうこと。
冒頭のアンケートの話に戻りますが、理想形としては「全員が全部やる(やれる)」なんだろうなと思います。
先日のエリア杯で優勝したチャージャーやめてチームは後衛無しという編成でしたが、4人がきれいにラインを形成して前後の動きで敵を誘い出しすぐに複数で囲んでキルをとるという見事な連携が印象的でした。
(優勝インタビューで即席メンバーだったことが明かされ、個々の能力・対面力の高さを痛感させられるわけですが。)
ブラスターはともかく、ローラーなんかはあれで結構塗れますし、塗りブキ筆頭のわかばだって対面できちゃいます。
だからやれと。
黒ZAPなんてキャリーしないとそれだけで戦犯のような扱いですが、編成コスト制でもないのにブキパワー高いからって人よりノルマが高いなんてことはない。
塗り枠として採用したブキだからと言って塗りだけしているよりも、選択肢が多い方が強い。
長くなったくせに当たり前のこと言ってるだけになってしまいました。
まあ実際にはXP25-26レベルでも自分の得意な立ち回りの精度を上げる段階なので、新たな選択肢を開拓する余裕などないんですけどね。