スペシャルの使用順
ガチエリアにおける編成はおおむね後衛1、中衛1~2、前衛1~2という構図が多いです。
また、エリア杯の出場編成まとめでも見られるように、後衛基準で編成を確認する文化があるようです。
後衛に選ばれるのはチャージャー、クーゲル、エクスが中心で、バレルが若干数いて、ハイカス、後衛無し編成も稀にあるという感覚でしょうか。
前衛~後衛という役割は仕事内容に応じて当てはめられるもので、わかばなどは短射程でありながら中衛ポジションをとると認識されています。
のりすけ氏のわかば、黒ZAP、H3Dの使い分けなどはブキこそ違うもののポジショニングは似た動きをしており、
初動の最速アーマー、抑え時の塗り広げ兼アーマー溜め、打開時は確実なアーマーとボム牽制、と共通しています。
(黒ZAPの場合は盤面厳しい時に裏取りのフリでヘイトを買ったり、H3Dの時には敵中長射程をバーストで狩ったりも)
さて先日、ブラウド氏がTwitterにてスペシャルを軸にした編成論を公表していました。
起点となるスペ1、それに続くスペ1~2、キル特化スペ1~2の編成が重要だと。
ものすごく大雑把な認識ですが、起点となるスペ(アメ、ミサイル、ハイプレ)の条件は、
・安全圏から発動可能(壁裏、自高から確実に発動できる)
・相手に移動を矯正させる(防衛ポジションからどかす)
・効果範囲が広い
といったところでしょうか。
こういう理由からクーゲル(アメ)、チャージャー(ハイプレ)は特に後衛に適した強いサブスペ構成と言えると思います。
言わずもがなですが、逆に言えばハイドラ無印(チャクチ)が弱いし、クラブラや52.のハイプレは使いづらいんですね。
さて、個人的にハッとしたのはアーマーのタイミング。
意思疎通のとれないガチマだから、という理由もありますがかなり早めにアーマーを吐いていました。
それこそ起点として打開の最初に。
あるいは味方のスペシャルが溜まるのを待っていたら最速でジェッパを撃たれて慌ててアーマーを合わせるような。
ブラウド氏の考えでは、起点スペ>アーマー、ボムピ>ジェッパ、バブル>スフィア、チャクチというようなイメージのようです。
同時に潜伏からの1キルや長射程の1キルが入れば(=人数有利がつけば)1枚でもスペシャルを吐いてスペシャルを温存したまま打開できた方がいいとのこと。
思えばこの間のプラベでも味方わかばのアーマーを待たずしてジェッパを使い何度もリッターに抜かれたな…。
最後に、元も子もないような話になりますが。
こういう知識はセオリーとして正しい正しくない以上に、味方と共有できているかどうかの方が重要な気がします。
人数不利で単独ナイスダマを投げる味方とか、スフィアを出し惜しんで対面負け抱え落ちする味方とか、一生前にでないキル前衛ブキとか、打開でうかつすぎるデスを繰り返すとか…。
たった4人しかいない味方の1人でも常識外の立ち回りをする味方がいると本当にしんどい。
この辺りが22~23を抜け出すのが本当に難しいと言われる理由なのかなと。
25~王冠くらいまでいくと立ち回りの基礎は全員できていて、あとは単純な対面勝負や編成勝負になりがちと。
XP20くらいのガチ底辺だとマジでヤバイの一杯いる。