エイム練習について -エイムあっての立ち回り-
世界一の経験をもつトッププレイヤーダイナモン氏。
彼が以前配信でこのような話をしたそうです。(ソースは第三者のツイートなのでかなーり信頼性は低いですが)
「エイムあっての立ち回りだからねえ」
恥を忍んで30秒動画を載せてもよいのですが、私のエイムは驚くほどひどいもので。
どれくらいかというと真後ろからハイドラに撃ち始めて返り討ちに遭うとか、リールガンもってわかばに撃ち負けるとかざらです。
これは私の感覚的な表現になりますが、スプラトゥーンにおいて「立ち回りのスキル=器の大きさ、エイム=液体の量」、液体の多さがプレイヤーの上手さ強さに直結するものと考えています。(実際にはキャラコンなどの要素もありますが)
どんなに立ち回りが良くてもエイムがなければできることが少なく、逆にどんなにエイムがよくても立ち回りを理解していなければカウントを進めることに繋がりません。
私はまだまだどちらも未熟ですが、詰めるタイミング、スペシャルのタイミング、裏どりの判断、ラインの上げ下げなどは多少心得ているつもりです。
むしろ、だからこそXまでウデマエを上げられたものと考えています。
しかしスプラトゥーンプレイヤーには、圧倒的にエイム>立ち回りタイプのプレイヤーが多い。
エイムゴリラ動物園(敵味方)に収容されたヒョロメガネ(自分)はあまりに非力。
エイムゴリラ達は各自で好き勝手対面を仕掛け、たまたま味方とキルが重なると大きな人数有利になってカウントを進められるという感じ。
私が味方を引っ張っていこうにも意思統一ができず、やむを得ず自ら前にでれば瞬殺される。
味方が奔放に前線を動き回るのでフォローが間に合わず、自分に向かってくる対面には勝てず、結果的に自分の対面負けが徐々に人数不利が重くなって負ける。
言い換えれば、結局のところまだまだへたくそなんです。
かなり厳しい環境です。
そんな折、友人(ウデマエは自分よりも低い)に対面練習をお願いしたのですが、37k56dと完膚なきまでに叩きのめされました。
キルレ0.66…辛い。
そもそもこれまで対面は極力避けて生きてきた臆病賢明イカなので、対面の経験値が異常に低い。
エイム合わせはもちろん、エイムずらしについても、こうしたらいいというビジョンすら持てず、何もすることができないままデスばかりかさみました。
ブキ自由で対戦し、ほとんどの試合で自分の方が射程が長いにも関わらずです。
ただ、エイムが悪いとは言え、試し撃ち場入ってすぐ正面の固定バルーンはそこそこ当てられるんです。
先日、試しに目を閉じてバルーン当て(H3リールガン)をしてみましたが、平均で2個破壊、2個1~2発当てができました。
実は結構うまいのでは???
もしかするとこの認識自体が甘くて、自分が「けっこう当たる」と思っている精度が、他のプレイヤーからすると「かなり外す」レベルという可能性は大いにあります。
そういえば、対面練習をしてもらって気付いたことがありました。
それは、そもそも自分が「エイムを合わせる意識がない」ということです。
普段のプレイでもそうなのですが、「大体」敵がいる方向に向けて撃っているだけで、明確に敵の右側を狙うとか、そういう意識が完全にゼロ。
もっと言うと、「右側を狙いながら敵の退路を断って、左から詰めてくるところに合わせてエイムを置く」などの対面の戦略も皆無です。
とりあえず、なんとなく、敵が見える方向に、撃つ。
そりゃ勝てませんわ。
この傾向はL3リールガンを持った時に最も強く、塗り性能の高さから、とりあえず最速リズムで連射する癖がついてしまっています。
逆にH3リールガンを持った時にはもう少し3点バーストを狙う意識が高かったですし、ボトルガイザーは更に丁寧に動いた気がします。
この辺りはとっさの足元塗りができないリールガン特有のクセでもあるかもしれません。
裏切りマンキーコングさんのスプラ学園で、カサ使いとして有名なミリンケーキさんがL3リールガンを使っていたのですが、ブラスターに近いと話していました。
1トリガー3発をしっかり当て切ることが大事だと。
塗り有利を押し付けていればなんとなく勝てるものと思っていましたが、強力な塗りとバーストが強みのリールガンは、この2点をきちんと使い分けることが重要なんだと再確認しました。
そんなわけで、面倒でこれまでろくにやってこなかったエイム練習を開始します。
まずは3週間、それまでガチマッチとブログ更新は休憩です。
ただ、これまでエイム練習をしてこなかった理由があるのですが、上位勢にも試し撃ち肯定派は否定派がいるのです。
試し撃ち否定派でもっともクリティカルな意見は、「試し撃ちをしても試し撃ちがうまくなるだけ」というもの。
実際、試し撃ちよりも立ち回りの質を向上させる方がよさそうな気もしますが、「最低限のエイム」すら無いものと自認しているので、とりあえずは…という感じです。
ちなみに、試し撃ちでは動くバルーンにエイムを合わせる流し打ちの練習が実践的に感じていますが、はたして。