B帯-A帯のプレイヤーに送る6つの基本的アドバイス(塗れるブキ向け)
Twitterの募集から縁があってB帯A帯の方と一緒に遊ぶ機会があったのですが、異文化交流って感じで非常に新鮮でした。(オブラート)
本人が"勝つために努力する"ことを望んでいるか分からなかったので自分よがりなアドバイスはしなかったのですが、もし「スプラ A帯 勝てない」とか「スプラ B帯 勝ち方 アドバイス」とか検索していたら届いてほしいな。
2000時間とかプレイしていて鮭勢でもなくて、ガチマッチもたくさんやっててそれでもB帯をうろうろするプレイヤーも大勢います。
巷には「誰でもXに上がれる」という言い方をする方もいますが、そうもいかないプレイヤーは山ほどいます。
ウデマエが上がるかどうかはプレイに対する本気度というか、姿勢による部分が大きいと個人的に思いますが、直感本能型の方(オブラート)にもすぐに実践できそうなちょっとしたアドバイスに留めていますのでぜひ実践してみてください。
というか、難しいことを書き連ねてキャパオーバーになっても辛いですし、それはXに上がっても同じこと。
上達には毎試合1つ”何か”を意識して、徐々にそれが身に着いて、自然にできるようになったら次の課題、これを繰り返して無意識にできることを増やしていく地道な作業が一番確実だと思います。
そのアドバイスですが初めに結論をいうと、兎にも角にももっと広くいろんなところを塗れ!!!
わずかなインクを縫うように駆け回って抜群のエイムでキルをとれるのは上位プレイヤーだけです。
塗りが広がることで移動範囲が広がったり、対面の選択(仕掛ける、引く)が増えたり、なんやかんやあっていいことずくめです。
人数有利なんてものはそれから自然とついてくる(はず)なので、まずは塗れ!
ローラーだろうが塗れ!後衛とブラスターは知らん!
1.塗りを広げよう
まずは冒頭のまさとさまの動画をみてください。
最後までみたなら大体同じ内容なのでもうこの記事の価値は6割低下しています。
私はこの動画をみたときに正直ピンとこなかったのですが、B帯プレイヤーの動画をみてようやく腑に落ちました。
B帯A帯のプレイヤーは本当に塗っていません。
「え、塗ってるよ?塗りポイント0じゃないじゃん」、そういうことではありません。
しっかりと「塗り広げ」を意識してほしいという意味です。
もっと具体的に言い換えると、自分の正面直線だけでなく左右90度のイカ移動できる床をイカ3人並べるくらいの幅で、大げさに言えば自分の周囲が全て自分色のインクになるよう塗り広げを意識しましょう。
これをしないから簡単に短射程に横をつかれるし。
これをしないからミサイルやボムが重なると退路がなくて死ぬし。
これをしないから後続の味方も一か所、一直線に集まってまとめて死ぬんです。
騙されたと思ってガチマでもナワバリのつもりで塗りまくる!って感じから始めてみてください。
何かに向かってメインを撃った結果残ったインク跡は「塗り」ではありません。
塗ろうと思って広く塗る、これこそが「塗る行為」です。
※この項目は将来的に「潜伏や対面の足場を確保しよう」に派生します。
2.(直接的な)ルール関与をやめてみよう
エリア打開だったらエリアにメインを振る、ヤグラ防衛だったらヤグラに一直線に進んでメインを振るボムを投げる、ホコ防衛だったらホコにだけ狙いを定めて攻撃する……。
確かにルールに関与する動きですがこれに必死になっているせいで無防備な状態を晒し続けるプレイヤーが多いです。
この立ち回りには2つの悪い点があって、1つは人数有利を作れない点。
仮に1キルできても無防備な姿を晒しているあなたは恐らく次に死にます。
もう1つは塗り状況がよくならない点。
狭い範囲にインクを集中して吐き出しているせいで塗りが広がらず、塗り状況がよくなりません。
エリアを塗れば、ヤグラ上をキルできれば一旦カウントが止まりますが、そこからどう状況を好転させるのかプランはありますか?
大事なのはカウント以上に塗り状況と人数有利です。
逆に考えるんだ、塗り有利がとれるならカウントは一旦あげちゃえと。
※この項目は将来的に「人数有利を作ろう」に派生します。
3.同じ場所に居座らない
スプラトゥーンは位置情報を奪い合うゲームだと表現したプレイヤーがいました。
それくらい自分の場所を隠して、敵の場所を暴くことが重要なゲームです。
そのための資本が「塗り」というわけです。
塗りという貯金を作って、それを切り崩す(潜伏)ことで一方的な位置情報の優位を手にするのです。
同じ場所でメインを打ち続ければ当然多くの敵から自分の場所を視認されてしまいます。
メインを1か所で連続して撃っていいのは〇発まで、というルールを決めてもいいくらい。
これはクリアリングだろうが対面中だろうが同じことです。
1か所で撃つメインを制限することで塗り被りを減らし、無駄撃ちを防ぐこともできます。
とにかく塗り広げながら動き回ること、動き回るには塗りが必要、だから塗れ!!!!
※この項目は将来的に「味方と同じ場所に立たない」に派生します。
4.高台から降りない
厳密には塗り射程の範囲が塗り終わるまでは高台を降りない。
クリアリングをせずに無心で最短ルートを突っ込むプレイヤーが多い。多すぎる。
迫ってくるヤグラに対してリスポーンから直進してもあっさり迎撃されるのは自明の理です。
カウントよりも塗り状況!(2回目)
※この項目は将来的に「味方を待ってタイミングを合わせよう」に派生します。
5.後ろを向かない
これはオブジェクトが動くヤグラやホコでありがちな動きです。
自陣まで入り込まれたけれど一旦敵をキルして防衛完了、そんなタイミングでステージ中央に立って自陣側を向いて塗り固めたりホコ割を始めたりするプレイヤーが結構多い。
うまいプレイヤーでも真後ろに瞬時にエイムを合わせたり、サウンドプレイで索敵するのは難しいもの。
プレイの難易度を下げるためには、正面だけみればいい状況をつくることです。
つまり、いったん自陣に戻ってオブジェクトと敵陣を1つの画面に収めること。
後ろを向いた状態が5秒続いたら死ぬと思ってください。
※この項目は将来的に「効果的な視野を覚えよう」に派生します。
6.何も起きない時間に慣れる
これはS帯くらいでも難しいようですが、何も起きない膠着状態を良しとする気持ちをもつことです。
例えば敵チャージャーと見合っている時、それが抑えでも打開でも焦って突っ込んでみる必要はありません。
例えば初動でエリアを挟んで塗りあっている時、いつまでもエリアがとれないでしょうがあえて突っ込んでキルを狙う必要はありません。
B帯A帯のプレイヤーで我慢ができるプレイヤーはほとんどいません。
待っていればスペシャルが溜まる、待っていれば味方がくる、待っていれば敵がボムを踏んでくれる、待っていれば敵のインクがなくなる、とにかく塗りを広げながら「何か」が起きるまで静観する姿勢も大事です。
いつでも自分の1キルで試合を動かせるわけではありません、というよりもそれができればB帯A帯に停滞しません。
揺蕩う試合状況に身を任せ、キルを得意とするブキが1キルとるまで、あるいはスペシャルが溜まるまで余裕のある距離で塗りあいながら回りの状況を確認しましょう。
多分、〇〇しながら~っていうのが難しいんでしょうけどね。わかります。
※この項目は将来的に「スペシャルで起点をつくろう」に派生します。
最後に蛇足ですが、S帯くらいまで潜伏なんていらねーから!!!(持論)
インク満タンで潜伏なんて無駄をするくらいなら、塗り続けろ!
とにかく塗れ!!!塗って塗って塗りまくれ!!!
そしたらスペシャルだ!
イカマークが薄グレーになってるプレイヤーよりミサイルの方がよっぽど脅威になれるぞ!!