ゲームライフバランスについて
上記記事はポケモン(元)ガチ勢であり、2児の父でもあるプレイヤーのものです。
実際にTOP3桁達成されているということで、スプラに置き換えると王冠プレイヤーといった実力ですので私とはかけ離れていますが、
プレイ環境については非常によく似通っており読み進めながら共感することばかりでした。
・家族最優先の生活
・ゲームは子どもが寝てから(せいぜい22-25時)
・疲れて寝てしまう
(・仕事の合間にゲームはできない)
この辺りは完全に自分と一致していて、「やっぱり家庭のある社会人ってそうなるよな」としみじみしました。
私の方は移動中など業務時間内でもTwitterを眺めたりする程度のゆとりはありますが、昼休みに「ちょっと1戦潜るかぁ~」という環境ではないです。
多くの一般的な社会人も同じだと思います。
ここで上述の方はきちんと自分の生活と、引いては自分と家族のQOLと向き合い、「ゲームは続けるけれど上位を目指すスタンスはやめる」という結論を出しています。
スプラのamazonレビューだったり、最近では†なめこ†さんというプレイヤーのツイートが拡散されていましたが、スプラをきっかけに生活に支障が出ている人も少なくありません。
プロプレイヤーにまでなったミリンケーキ氏も大量のエナジードリンクを飲みながら48時間フェス配信をしてみたり、かと思えば配信中に倒れて運ばれたり、元々の彼の気質も関係しているかもしれませんが特に賞金の出ないスプラのプロゲーマーは苦労も多い気がします。
程度に差はあれど、負けた怒りをコントロールできずにコントローラやモニターを破壊するという話も度々耳にしますし、そうでなくともつい夜更かしをして翌日の仕事や学業に支障をきたすようなことはまったく珍しくもありません。
熱中しすぎて生活に影響が出るということ自体はどんな趣味にも共通することかもしれませんが、ことスプラトゥーンというネット対戦ゲームは
・24時間継続できる(ネット対戦ゲームで、24時間マッチング可能なほどのアクティブユーザー数)
・味方(運)による影響を受けやすい(見知らぬ誰かとチームを組んで戦う)
・早いサイクルでアプデがあり、環境が変わりやすい(3ではアプデ少ないですが…)
などなど、ギャンブル性=中毒性が高くはまりやすい構造になっている気がします。
私自身もスプラ2で一時期毎日3-4時間プレイしていましたし、深夜までガチマをして翌日寝不足で疲れるイライラするということ経験を何度もしてきましたが、良く言えばその程度で済んでいます。
・A帯~S+帯くらいの時期はとりあえずX帯という"称号"を目指して
・X帯になってからは友達と大会に出られるくらいの"上達"を目指して
・友人がスプラをやめてからはX25という"数字"を目指して
その時その時で少しずつ目標やスタンスを変えてプレイしていますが、他人と比較される絶対評価の"数字"が目標だった時期が一番しんどかったです。
単純に伸び悩みとか別の要素も関係していると思いますが、(実力は言うまでもなく)上振れを引き起こすには流れや運が必要で、流れを掴むまでは試行回数=時間が必要と思っているので、プレイ時間の確保が難しい自分には特にストレスが大きかったです。
ちなみに当時私の目標はX25だったのですがこの数字には明確な理由があって、過去にも書いたことがあるのですが「まさとさまのなし窓に入りたかった」から。
3ではXPがインフレ傾向にあるからか加入条件もXP27くらいに変更されたようで、私にはもうそこを目指す余裕はないかなと既に断念しています。
私はもう家庭を持つ大人ですが、ゲームは子どものためのものだから大人が本気になってはいけない、などとは全く思いません。
世代的にもテレビゲームは生まれてからずっと主要な娯楽の1つだったし、ゲームの発展と共に自分も成長してきたようなものです。
ゲームをすることが日常に染み付いていて、私にとってはお酒や映画鑑賞に代わるストレス解消の娯楽です。
仕事で疲れた時に、頭を空っぽにできる大事な時間だと思っています。
同時に、私はもう家庭をもつ大人なので、世に溢れているコンテンツを10代の若者と同じように消費することは難しいという実感があります。
家庭では一家の大黒柱として、職場ではそれなりの役職ある社員として、責任ある大人としての振る舞いに「ゲームで生活に影響がでる」ことは望ましくありません。
私にとって、スプラのプレイ時間と近いレベルでこういったブログを更新することは結構充実感もあって、自分にあったスタイルな気がしています。
私にとってはゲーマーとしての生活は実生活の2の次3の次。
いちゲーム好きとしてはゲームによって生活や人生が台無しになる人を面白がることはありません。
みなさんにとってゲームとは人生においてどんな存在でしょう。
あえて結論を先に述べず、だらだらと書き綴るような記事にしました。
もし今、ゲームに生活を脅かされているならば、より望ましい人生を考えるきっかけにでもなれば幸いです。