逆に考えるんだカウントあげちゃってもいいさって
スプラトゥーンで勝率を高く安定させるために、最も重要なことは打開を安定させることにあると思います。
初動で勝ち、そのままノックアウトまで抑え続けられる試合は決して多くありません。
打開が安定すれば、反撃の機会もないままノックアウトされることもぐっと減ります。
ちなみに味方の打開が下手、という印象はX底辺でもあまり変わっていません。
だからこそ打開を安定させられるとXより下のS+帯での勝率は大きく変わってきます。
具体的に打開の成功率を上げるには大きく分けて以下のような方法があります。
・スペシャル(をあわせる)
・味方と合わせる
・潜伏から連続キル
・ボム投げて事故待ち
・無双する
というわけで、よほど実力が突出しているか、運がいいかしなければ単独で打開を成功させることは難しいです。
特に潜伏は、ある程度敵陣寄りの位置取りができて中後衛からキルできなければ、前線の1-2枚を倒したところで結局相手のフォローが入ってしまい、人数有利につながりにくいです。
だからこそ、味方が猪のように無策に突っ込んでいく場合はかなり難しい立ち回りを強いられることになります。
以前、SplatJapanOpenというプロを含めたトッププレイヤーが集まった大会の配信をみて非常に印象に残っていた発言があるのですが、
味方が3落ちしてカウントも負けている状態からあるプレイヤーが、
「カウント20まではしょうがない、スペシャル溜めよう」 (だいたいこんな趣旨の発言)
と味方に指示を出していました。
ちなみにその指示を出したタイミングの相手カウントは残り45ほど。
残り時間も少なく、少しでも早くカウントを止めたい場面のはずで、ギャンブル的にハイリスクな特攻をかけるプレイヤーも少なくないと思います。
結局、スペシャル4枚を合わせて確実に打開を成功させ(カウント15くらいでストップ)、そのまま劇的な逆転を収めました。
上位勢ほど打開の重要性を理解し、打開の成功率を上げる意識が高いです。
カウントリードを許した焦りから不安定な立ち回りを選択してしまうことは結果として勝率を下げる動きになります。
急がば回れ、しっかりと確実に味方と合わせて打開の成功率を上げることが重要です。
カウントリードを許した場面、ノックアウト負け直前の場面、こういったピンチの状態こそ焦らずに反撃の機会を待つ図太さ、周到さを身に付けましょう。
最後に、味方がみるみる溶けていくから勝てないよーという場合、やることは限られますが3つ。
・少しでも信頼できそうな味方を選び、せめて2人で突っ込む。(単独特攻は論外)
・メンタルを保つために気持ちを次の試合に切り替える。
・それでも味方が揃うのを待つ
たしかに4人しかいないチームで1人でも足並みがそろわない場合、自分ひとりがセオリー通りに動いていては戦局を動かせません。
練習だと思って多少リスクある行動にチャレンジしてみてもいいと思います。
しかし、それでも私は自分が最後の砦となり味方と合わせるタイミングを待つことをおすすめします。(私1人で打開を成功させる自信が無いせいですが…)
これまでに何度となく初動で負けて、いつまでも打開が揃わず、スペシャルを保って様子を窺ったまま味方が溶け続ける試合がありました。
それでも、カウント残り1のギリギリのタイミングで打開に成功し、そのまま逆転した試合も決して少なくありません。
逆に、超優勢だったのに気付いたら逆転負けしたなんて記憶が誰にも必ずあるはずです。
目先のカウントに惑わされず、確実に打開を成功させていく意識を高めると勝率はかなり変わります。