エイムゼロでXP2500を目指す改め"スプラ3素人考察ブログ"

スプリンクラーが壊せない。ちぎれ氏、こさぁ氏、まさとさま氏リスペクト。旧タイトル「30代社会人がエイムゼロでXP2500を目指すブログ」初期タイトル「30代社会人1160時間 ウデマエX到達記念ブログ」

スプラトゥーン初心者が身に付けるべき技能 -チュートリアルを考える-

上位勢の中にはX2500でチュートリアル終了みたいなバカげたことを言っている層もいますが、それは飛躍しすぎ。

しかしながら、実際スプラトゥーンで勝つための鉄則なのに、いくらプレイしてもゲームデザイン上自然には身に付かないスキルや知識は多いように感じます。

基礎知識を身に付けた上で、対面の上達やエイム力の向上、判断スピードなどの質を上げる、という意味ではX上位くらいでようやく基礎の終了と言えるのかもしれません。

実際、自分は下記のスキルを満足に身に付けられていません。

 

まずは、現状のガチマッチに参戦するまでにできることをおさらい。

1)チュートリアル:ほぼ基本操作だけ。塗り、イカ移動、壁登り、サブ、スペシャルの操作方法。

2)ヒーローモード:各種メインブキの使用に慣れる。ある程度のキャラコン。一部潜伏。気持ち程度のスペシャル使用。スポンジ、インクレールなどのギミック。

3)オクトエキスパンション:やや高度なエイム、キャラコン、スペシャルの上達、ホコショットの使い方。

4)ナワバリバトル:対人経験

こんなところでしょうか。

ここまでで体験し身に付ける能力はほぼ個人の操作方法に集中していて、立ち回りを含めたチーム戦の戦い方を学ぶことは一切できません。

一人プレイモードなので仕方ないのか?

でもそのせいでスプラトゥーンの醍醐味に気が付けず、またウデマエを上げられず飽きてしまうプレイヤーは確実にいます。

特に野良バトルの導入がナワバリという点も個人的にはミスディレクションでした。

「より多く床を塗った方が勝ち」というルールだけをみると味方4人が散開して重なりが無いように塗り続けることが効率的、短絡的に考えればこの結論に達するはずです。

しかし、実際には味方とフォローし合える位置関係を維持することや、潜伏からキルしていくことはそれ以上に勝利に貢献しやすいのです。

このゲームデザインは、スプラトゥーンというゲームの理解を遠ざけるかなり悪いシステムだと思います。

 

そこで、初心者が野良バトルで勝利に貢献できるプレイヤーになるまでの導線を考えたいと思います。(主に前衛、中衛向け)

1)チュートリアル(基本操作の教え込み)

現状のチュートリアルを踏襲。

これができなくては何もできません。

初心者がジャイロに慣れることも大事。

2)ヒーローモードステージ(味方のフォローを指導)

ホタルちゃん型のバルーンをマップに設置し、オクタリアンに攻撃されているバルーンを探し助ける(オクタリアンをキル)というステージを新設。

これにより、味方を探して助けるという意識が芽生える。

マップ表示を加えてバルーンにカモンさせるなど、マップをみる習慣付けも欲張るかどうか。

オクトエキスパンションで似たようなステージはありましたが、守るべき対象がステージ中央に鎮座し敵がわらわらと中央に寄ってくる、という状態はガチマッチでの再現性が極端に低いです。

3)ヒーローモードラスボス戦(スペシャルを合わせる)

敵巨大ロボ(タコワサ将軍)に向かって、カラストンビ部隊でスペシャルを合わせて総攻撃をするステージを追加。

NPCが各々のタイミングでスペシャルを発動するので、それに合わせてスペシャルを溜めて吐く。

2人同時で+1、3人同時で+3、4人同時で+7みたいにダメージにボーナスを設けて。コメントで力が足りない…!みたいなこと言わせつつ。

主人公のスペシャルはチャクチだとかっこいいシーンになるか。

イカメーターも設置して、味方スペシャルの溜まり具合も確認させる。

これにより、スペシャルを合わせて発動する相乗効果で強力な攻撃を繰り出せること、スペシャルの合わせ方を学習する。

4)オクトエキスパンション(前線の上げ下げ)

ランダムに点滅するイカメーターを表示して、人数有利で前進、人数不利で後退するステージを新設。

人数不利時は潜伏するかくれんぼ的なモチーフでも可。

攻め時と引き時のおおまかな基準を学習。

 

 

どうでしょう。

対面の強弱はあれど、味方のフォローをして、不利時に引き、有利時に攻め、スペシャルを合わせてくれる味方がいれば十分心強いのではないでしょうか。

逆に言えば、X底辺レベルまでこの基本ができていないのです。

何度も言うようですが、これはスプラトゥーンゲームデザインの問題であって、多くの立ち回りの基礎は、現状は気付いた人だけが使える隠し要素的な知識になっています。

よりハイレベルな試合を楽しむため、敵味方のレベルの底上げができればより楽しくなると期待しています。